PETCT検査当日の顚末

検査前夜から、水分や食事の制限があったため、「インシュリンは、朝打たなくてもいいのね?」と母に聞くと、頑なに打たなくてはならないと言います。「おかしいなぁ、看護師さんは何も言ってなかった?」指示書や、検査の説明書にも特に何も記載がありませんので、母の言うとうり食事を取らず、インシュリンをうちました。

車に乗り込んで30分ほどすると、「なんか、フラフラするから、アメ玉食べるね。これを3つくらい食べればいつも治るから大丈夫」と母。

検査を受ける医院に着いた頃には、冷や汗が出て低血糖発作になっていました。

医院の受付の方に伝えると、「朝インシュリンは?」とおっしゃるので、「普通に打ちました。」と言うと、「えっ?うった。打ちましたか?」と切り返され、、イヤーな予感が的中しました。

「すぐに二階の先生のカウンセリングを受けていただきますが、本日、先生の判断で検査をさせていただけない場合がございます。」と言われました。それでも、二階に到着すると、看護師さんが採血してみますねとか、先生と取り敢えずお話いただいてとか、本日検査を受けられる望みがない訳でもないという言い回しに、こちらとしては、最大限の希望を抱いていた訳です。

しかし、そんな希望は、始めから汲み上げられる筈もないものであったと分かりました。

先生は、「PETCT検査は、癌の好物である糖の所在を見る事で、体内に癌細胞があるのかを判定するものですから、飴などを舐めてしまった後ですと、大変識別し辛くなり、高額な検査費が無駄になってしまう為、本日は中止とし、改めて、最短で入れる検査日を今からお探しします。」と仰いました。

また、延期、、、またまた延期です。

つづく